もう一度(これでだめな時は更新してください。) : 新しいNと場所で描き直します。
自動的編普通のボロノイ図MW(乗法的重みつき)
MWの面積
AW(加法的重みつき)
AWの面積
PW(2乗距離加法的重み)CW(重み複合)LW(L_{重み}ノルム)
高次高次MW高次AW高次PW高次CW高次LW
楕円距離マンハッタン最大値カールスルーエ最遠点ボロノイ図
高次楕円距離高次マンハッタン
最遠点マンハッタン
高次最大値高次カールスルーエ高次遠点ボロノイ図
線分
(交わらない線分)
交わる場合もある線分必ず交わる線分多角形の最大空円
高次線分
(交わらない線分)
交わる場合もある線分の
高次線分
必ず交わる線分の
高次線分
ボロノイ領域の面積
MWの面積
AWの面積
ドローネ三角形図2次ドローネ図3次ドローネ図最遠点ドローネ図
ドローネ三角形図の辺を適当に削除したときにできる図ボロノイ辺を伸ばした図
陣取りゲーム(2人用)3人用4人用5人用6人用
クリック編普通のボロノイ図-最大空円
高次
-マンハッタン最大値カールスルーエ最遠点ボロノイ図
高次マンハッタン
最遠点マンハッタン
高次最大値高次カールスルーエ
ボロノイ領域の面積ドローネ三角形図2次ドローネ図3次ドローネ図最遠点ドローネ図
陣取りゲーム(2人用)3人用4人用5人用6人用
注:CW、LW、カールスルーエは重いです。
スクリーンセーバー for Win 95,98

自動的編センター問題空円・最大空円問題最大空楕円問題
クリック編センター問題空円・最大空円問題-
ボロノイ図(自動的編)ボロノイ図(クリック編)
最遠点ボロノイ図(自動的編)最遠点ボロノイ図(クリック編)
楕円距離ボロノイ図(自動的編)

ボロノイ図(1999年5月7日公開、2010年06月03日22:14:30第40回の改訂)
●注意

上はJAVAで作られています。メモリを大量に使ったり、重くなるかもしれません。その時は、ごめんなさい。
実行後に画面をスクロールしたり、アプレット全体が画面に入ってないと、間違った画面になるかもしれないので、気をつけてください。画面の大きさを決めてから”もう一度”をクリックするか、更新(reload)してください。


●ボロノイ図の説明
ボロノイ図(Voronoi diagram)は、平面上にいくつか点が与えられた時、各点に領域を割り当てるための図です。
点sと点tの距離をd(s,t)とします。
今、N個の点p(1),p(2),...p(N)があるとき、p(i)のp(j)に対する優位領域Dom(p(i),p(j))を、d(x,p(i))の方がd(x,p(j))より小さいxの集合とします。そして、iでないj全てでDom(p(i),p(j))を作り、その積集合をとったものをp(i)のボロノイ領域と呼ぶことにします。この時、p(1),...p(N)のボロノイ領域を表したのがボロノイ図です。
ここで、dの決め方によって、さまざまなボロノイ図ができます。上で示している普通のボロノイ図は距離d(x,p(i))を、
d(x,p(i))=普通の距離(定規ではかる距離)
と定義します。この場合、境界線は二つの点の垂直二等分線の一部になります。また、多角形の頂点は3つの線分の交点になります。
ちなみに各点の圏域の面積はボロノイ領域の面積となります。
さらにちなみに、母点が正方形を形成するように並んでいる場合、下図のようになります。

さらにちなみに、点の配置をもっと特別にすると、次のようにもなります。
蜘蛛の巣を連想させるボロノイ図1
蜘蛛の巣を連想させるボロノイ図2
ハチの巣を連想させるボロノイ図
正六角形を形成する母点によるボロノイ図
●応用
・各点を学校と見なして、学区を決めることができます。
・各点を消防署や警察署と見なして、その管轄を決めることができます。
空円・最大空円問題
●上の説明はわかりにくいので、参考書の紹介。
A.Okabe、B.Boots、K.Sugihara著、WILEY社、SPATIAL TESSELLATIONS
岡部篤行、鈴木敦夫著、朝倉書店、最適配置の数理
伊理正夫監修、腰塚武志編集、共立出版、計算幾何学と地理情報処理
また、ボロノイ図のページとして、次をお勧めします。是非、アクセスしてみてください。
●もりごんの足跡
・もりごんのボロノイ図のJAVA実験へのショートカット
・もりごんのかち割りダイヤモンドへのショートカット

●プログラムのダウンロード
○Java(voro.java 6KB)
○MS Visual Basic(vbvoro.lzh)
●プログラムの説明
プログラムの簡単な流れは、
1、あらゆる2点の垂直二等分線をひいてください。(本当にはひかず、薄く)
2、1本の垂直二等分線に着目します。
その垂直二等分線は、いくつかの別の垂直二等分線とまじわっています。その交点をやはり、ソートしてください。そうすると、垂直二等分線が、いくつかの線分になります。(右端、左端も9999等と適当に与えてください。)
3、そのすべての線分について、線分内の点(ex, 中点)とすべての生成点との距離をはかり、垂直二等分線を作った点が1,2番目(厳密にはどちらも1番目)に近ければ、その線分を引きます。
4、これをすべての垂直二等分線について行います。

次にVisual Basicのvoro1.frmのプログラムで説明します。
31ー33行はユークリッド距離を与える関数です。
35ー91はヒープソートという、小さい順に並べ替える関数です。ここでは、s1の小さい順に並べ替えます。
127のNNNが生成点の数です。
131ー136で座標を乱数で与えています。
137では原点からの距離が近い順に並べ替えていますが、見た目をきれいいにするだけで、必要はありません。
138ー241が作図の本体です。
i=1,...,N-1
    j=i+1,...,N
        i,jで垂直二等分線を考えます。
        k=1,...,Nただしi,j以外
            i,kの垂直二等分線を考えます。
            i,jとi,kの線の交点を求めておきます。
        next k
        i,jの垂直二等分線のx=0の点とx=(画面の幅)の点を交点の配列に追加します。
        交点をx座標の小さい順に並べ替えます。
        k=1,...,交点の区間数
            区間の中点をcとしますが、
            cとiの距離をdとします。
            h=1,...,Nただしi,j以外
                hとcの距離d'とします。
                d'<dなら、”駄目”というラベルを与えます。
            next h
            駄目でなければ、区間の線分をひきます。
         next k
    next j
next i
が大体の流れです。
本プログラムでは若干の高速化も行っていますが、ここでは説明を省略させていただきます。


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